君が代の不思議
リオ五輪もとうとう終わってしまいました。
今日の午前中は、TV中継の閉会式の模様をぼ〜っと見ておりましたが、
次回２０２０年は東京で開催。
新しく東京都知事に就任された、小池百合子さんも着物姿で参列されていました。
そして、東京五輪のPRパフォーマンスも行われていましたが、
そのパフォーマンスの中で、私的に最も衝撃的だったのが、
君が代のアカペラコーラスでした。
昔、独身時代にゴスペルを習っていた時のこと。
私たちに教えてくれていた先生が、
「君が代って、特殊で不思議なメロディでね。他ではまずないんよ。
で、コードがないけん、2声とか3声とかの、ハモリのアレンジってなかなか難しい。
だからコーラスもユニゾンにするしかないんよね。
で、アレンジも当然、良く聞くあれ以外やりようがないんよね。
ほんま、特殊なんよ。」
という話をしてくれたことを、よく覚えています。
そう言われてみれば確かに！
みなさんがよく耳にする君が代のアレンジって、恐らく同じ物だと思うのですが、
これ以外の編曲のアレンジって・・・あんまり知らないですよね。
で、確かに歌もユニゾンでしか歌われない。
要するに、ハモってる君が代って聞いたことないですよね？
だいたい、耳にするのはこんな感じだと思います。
たまに、無理矢理アレンジして3声にしているのもあるのですが、
なぜかしっくりこない。
違和感ありありだったりします。
ところが！！！
恐らく2声以上、恐らく3声ぐらいだったと思うのですが、
アカペラで、なんとも素敵なアレンジ。
しかも日本的で、なんというか・・・雅楽的な響き。
（雅楽で使う楽器は使ってませんよ。）
あのアレンジをしたのは、一体誰なのだろう？
言葉では再現のしようもありませんが、もし今から閉会式の模様をTVで見る機会があるなら
ぜひ確認してみて下さい。
そう、雅楽と言えば、YouTubeで検索をしているとき、こんなのも見つけました。
これがスタンダードでいいんじゃない？
一番しっくりきます。
雅楽 「君が代」 Japan's national anthem "Kimigayo" - YouTube
余談ですが、君が代の歌詞についても、諸説あります。
今のところ、天皇を讃える歌、というのが主流ですが、
私はこれが一番好きだなあ。
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